けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記(旧)

「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」の旧サイトです。2015年7月までの記事を掲載しています。新サイトはhttp://kennygorou931.blog84.fc2.com/です。

2014年ソーシャルレンディング5大ニュース

年末恒例の「ソーシャルレンディング5大ニュース」を今年も発表します。

<過去の記事はこちら>
2011年ソーシャルレンディング6大ニュース(1)
2012年ソーシャルレンディング5大ニュース(1)
2013年ソーシャルレンディング5大ニュース(1)

私が独断で選び、ランキングした2014年の重大ニュースは以下の5つです。

<5位>maneo 借り手の覆面化・ファンド化を発表(5月)

maneoが監督行政からのリクエストに基づき、 ビジネスモデルを変更すると発表しました。
 1.覆面化(借入人の匿名性を確保)
 2.複数化(個別案件ではなく、ファンド型へ)


覆面化はすでに実施されています。
複数化は現時点ではまだ実施されていません。2015年の1月~2月頃には複数化する予定とのことです。

借り手の社名を原則公開とし、投資家が直接借り手を指定して投資できるのがmaneoの特徴でしたが、今後はそうしたサービス会社はなくなることになります。投資家としては少しさびしい気がします。
ただ、社名は非公開となりますが、詳細情報はこれまで通り開示されるとのことです。

(関連記事はこちら)
maneoビジネスモデルの変更を発表(複数化・覆面化)
maneo 2015年1月~2月に借り手を複数化

<4位>クラウドクレジットおよびラッキーバンクが新規参入

今年も投資型クラウドファンディングへ新規参入がありました。
クラウドクレジットが7月、ラッキーバンクが12月にサービス開始しました。

クラウドクレジットはペルーなど海外のローンに特化しており、10%以上の高利回りが特長です。
ラッキーバンクは不動産担保融資に特化したサービスです。

様々な特徴をもった新規サービスが増えてくると、投資家としては選択肢が増えるだけでなく、複数業者に資金を分散させることでリスク分散が図れるという意味でもメリットはあります。

(関連記事はこちら)
クラウドクレジット株式会社がサービス開始
クラウドクレジット 最低投資額10万円に
新たな融資型クラウドファンディング「ラッキーバンク」がサービス開始・第1号案件は利回り10%

<3位>maneo 返済遅延が発生していたことを公表(10月)

maneoが、過去の完済案件で返済遅延が発生していた事実があると公表し、投資家の間に動揺が広がりました。
遅延が発生していたのは計7社あて17ファンド、4.4憶円で、いずれも保証会社による保証により返済されています。
そのため、投資家に実質的な損害はありませんでした。

ただ、遅延が発生していた事実は当初公表されておらず、その点は一部の投資家から批判を受けました。
maneoでは今後、再発防止としてコンプライアンス態勢の強化を図るとのことです。

(関連記事はこちら)
(速報)maneo過去の完済案件で返済遅延が生じていたことを公表
maneo返済遅延案件の傾向

<2位>クラウドバンクが貸出総額14億円を突破(11月)
2013年12月にサービス開始したクラウドバンクが、2014年11月時点で貸出総額14億円を突破しました。
サービス開始から貸出総額10億円を突破するまでの期間はわずか10ヶ月でした。
このスピードはこれまでの融資型クラウドファンディング各社の中で最速です。
(ちなみにmaneoのビジネス向けローンは10億円に到達するのに約3年かかっています)

また、下記の各社の貸出総額の比較表をご覧ください。

表:サービス各社貸出総額(2014年11月時点)
貸出総額比較201412

見ていただければわかる通り、実は「貸出総額14億円」というのはAQUSHと同じ金額です。
つまり、クラウドバンクはサービス開始1年にして、サービス開始から5年近く経つAQUSHの貸出総額に追いついてしまったことになります。驚くべきスピードと言えます。
さらに、現時点ではまだ確定ではありませんが、クラウドバンクは2014年単年の貸出総額ではSBIをも上回り、maneoに次いで2位になる可能性が高いです。

クラウドバンクの大前社長に先日インタビューした際、
「借り手については我々の方から営業して発掘しているケースが多く、先方から相談をいただくことはまだあまりありません。
例えば太陽光事業の企業や、不動産関連の企業など、資金調達のニーズがありそうなところを探してあたっています。」

と述べていましたが、その方針が当たったと言えるでしょう。

来年以降、業界最大手のmaneoにどこまで迫ることができるか、引き続き注目したいと思います。


<1位>金商法改正・株式型クラウドファンディング解禁(5月)
2014年5月に改正金融商品取引法が成立したことを受け、2015年4月から株式型クラウドファンディングが解禁される見込みです。株式型クラウドファンディングはイギリスなどではすでに導入されています。
株式型クラウドファンディングとは、これまで一部の例外を除いて売買が禁止されていた「未公開株」に対して仲介業者を通じて投資するものです。

ただし、上場株式の売買と比較して、以下の制約があります。
 ・1社当たりの調達額は1億円未満
 ・投資家の出資額は1人あたり50万円以内
 ・売却は可能だが、売却先は対象企業の関係者から構成される「投資グループ」のメンバーに限る。

現時点では株式型クラウドファンディングまだ存在していないので、これがはたして投資として有用なのかどうかは私にはまったく判断がつきません。
2015年4月以降に実際にサービスが開始されたら、さっそく投資してみたいと思います。

ところで、株式型に関連してこんな本が出ていましたので紹介します。
よくわかる 投資型クラウドファンディングよくわかる 投資型クラウドファンディング
(2014/12/10)
小谷融

商品詳細を見る


「よくわかる投資型クラウドファンディング」とのタイトルですが、内容はほぼすべて株式型に関するもので、融資型やファンド型についての記述はほとんどありません。
株式型に関する法律・制度・組織に関する説明が多くを占めています。

「よくわかる」とのタイトルですが、はっきりいって内容はかなり専門的で難しいところが多いです。
また、まだ実際に始っていない制度なのでやむを得ないと思いますが、具体的な記述が少なく、イメージがつかみにくいのです。
例えば株式型クラウドファンディングに関して私が知りたいのは、
「どんな企業に投資できるのか」
「どの程度の利回りが見込めるのか」
「どんなリスクがあるのか」
「どこで投資できるのか」
といったことなのですが、そういった記述は残念ながらあまりありませんでした。
やはり来年解禁されてから実際に投資してみないとわからないのかも知れません。

(関連記事はこちら)
金融庁、株式型クラウドファンディング投資解禁へ

<総括>
2014年は、改正金融商品取引法の成立やクラウドバンクの躍進、クラウドクレジット・ラッキーバンクの参入など話題の多い年でした。
また、新聞やマネー誌などのメディアで融資型クラウドファンディングが取り上げられることも多く、業界全体への注目度が徐々に高まってきたと感じます。
来年は是非サービス各社ともさらに規模の拡大・サービスの向上を目指していただきたいと思います。

2014年もこのブログを愛読いただきありがとうございました。
それでは良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。






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  1. 2014/12/31(水) 05:00:00|
  2. ソーシャルレンディング
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SBIソーシャルレンディング 予定利回り5%のオーダーメイドファンドを募集

SBIソーシャルレンディングが予定利回り5%のオーダーメイドファンドを募集します。
SBIのファンドとしては、5%は比較的好条件です。

<SBIソーシャルレンディングのメールマガジンより引用>
★SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド1号
 予定利回り(年利):5%
 募集金額:2億9,780万円
 ファンドの概要につきましては、以下の弊社HPで12月30日15時頃公開予定です。
 https://www.sbi-sociallending.jp/
<引用終わり>







  1. 2014/12/27(土) 14:31:00|
  2. SBIソーシャルレンディング
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クラウドバンクが横浜市と協定を締結。中小企業の資金調達を支援。

クラウドバンクが横浜市と市内企業への資金調達支援に関する協定を締結しました。

融資型クラウドファンディング「クラウドバンク」が横浜市と協定を締結。中小企業の資金調達を支援。
横浜市とクラウドファンディング運営事業者3社が市内企業への資金調達支援に関する協定を締結(PDF)


(一番左がクラウドバンク代表の大前氏)

<以下引用>
市内企業の中には、チャレンジする意欲がありながら、事業規模が小規模なこと、事業の収益
性が見込みにくいこと、実績の少ない中小企業や新たな事業にチャレンジする起業家であること
などから、金融機関の通常の融資が受けられず、新たな事業に取り組むことができない場合があ
ります。
クラウドファンディング※は、こうした企業の皆様のチャレンジと、これに賛同する個人の皆
様を結び付けるものであり、市内企業の資金調達のひとつの選択肢になります。
そこで、このたび、クラウドファンディング運営事業者3社各々と、クラウドファンディング
による資金調達支援に関する協定を締結しました。本協定に基づき、クラウドファンディングを
利用しやすい環境づくりを進め、市内企業の新たなチャレンジを積極的に支援していきます。
<引用終わり>


横浜市はクラウドバンクの他に、購入型クラウドファンディングのMakuakeとFAAVO 横浜とも協定を締結しました。

横浜市は、市内企業向けガイド配布・セミナー開催、市民向け広報等を通じてクラウドファンディングの認知度の向上を図るとのことです。

一方で、クラウドバンクは、以下の施策を通じて市内の企業への融資を促進します。
 ・市内中小企業向け専用ファンドの立ち上げ
 ・市内中小企業向け融資型クラウドファンディング活用セミナーを横浜市で無料開催
 ・横浜市主催セミナーへの無償協力


いずれクラウドバンクで「横浜市中小企業ファンド」といった案件が募集されるのでしょう。
クラウドバンクにとっては大きく貸し出し対象を広げるチャンスとなりそうです。
また、知名度・信用度の向上にも貢献するでしょう。

このように自治体と連携することで貸出対象が広がれば、投資家にとっても貸出先の選択肢が広がる・金利が上昇するといったメリットがあるかもしれません。
今後の展開に期待したいと思います。






  1. 2014/12/27(土) 05:00:00|
  2. 日本クラウド証券
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新たな融資型クラウドファンディング「ラッキーバンク」がサービス開始・第1号案件は利回り10%

maneo,AQUSH,SBIソーシャルレンディング、クラウドバンクに続き、5社目の融資型クラウドファンディングサービス
「ラッキーバンク」が登場しました。
サービス開始時期は2014年12月11日です。

ラッキーバンク

会社概要は以下の通りです。

社名:ラッキーバンク・インベストメント株式会社
設立:平成26年5月1日
代表取締役社長: 越後 篤
資本金:5千万円
貸金業者・第二種金融商品取引業者


貸金業・第二種金融商品取引業の免許を取っているとのことで、とりあえず会社の形式的には問題なさそうです。
ただ、SBIソーシャルレンディングのようにどこかのグループ会社ではないようです。
また、社長の越後氏の経歴について具体的な記載がないのがやや気になったので調べたところ、次のネット記事に記載がありました。

会社の流儀BLOG

この記事によると、越後氏は北海道銀行で企業融資を手掛けていたとのこと。
その後ノンバンクへ移り飲食業経営にも参画したそうです。

サービス概要は以下の通りです。
・投資利回り:年6%~10%(税引き前)
・全案件不動産担保付き
・収益は毎月分配
・取引手数料なし
・最低投資額は数万円から


不動産担保付きの貸出に特化している点は新しいと言えます。
不動産担保付きで利回り6%~10%というのは、既存の業者と比較しても高い水準です
既存の業者の中で不動産担保ローンで最も高い利回りを提供しているのはmaneoですが、それでも5%~7%程度です。
貸付の対象は不動産開発業者です。

また、マイナビニュースとYahooニュースでインタビュー記事が掲載されています。(内容は同様)

マイナビニュース【インタビュー】日本初の全案件不動産担保型ソーシャルレンディングサービス「LuckyBank」

当然ですが、融資型クラウドファンディングの状況についてよく調べているようです。
インタビュー内容について首をかしげるような箇所はなく、サービス開始に向けしっかりと準備をしてきたのだと思って良さそうです。
投資家向けのセミナーがあればぜひ参加してさらにいろいろ聞いてきたいのですが、いまのところ開催予定はないようです。

12月11日から募集開始された第1号案件は、東京中央区日本橋の不動産収益物件の修繕・改修プロジェクトです。
<案件概要>
利回り:10%
募集金額:2000万円
運用期間:6ヶ月
投資可能金額:5万円~
返済方式:一括返済
不動産担保あり
別事業会社による保証あり
資金用途:対象物件の改装費用


また、案件詳細のページに、具体的な土地・建物の評価額・工事代金・抵当の順位が記載されています。
また、それらを裏づける不動産鑑定書・工事見積書なども公開されており、透明性は高いと言えます。
(土地の住所や業者の名前は公開されていませんが)
12月22日時点で満額集まりました。

ただ1つ気になるのは、「東京中央区日本橋の不動産収益物件」のプロジェクトとありますが、借り手の数は何社なのでしょうか。
1社のように見えますが、それだとmaneoと同じように「複数化するように」と金融当局から注意されるかも知れません。

さて、私もさっそく口座開設し、この第1号案件に申し込んでみました。
10%の利回りは魅力ですが、さすがに第1号ということもあり、投資金額は10万円に抑えました。
口座開設の流れは他社とあまり違いはなく、以下の通りです。

<口座開設の流れ>
ネットから申込

本人確認書類はアップロード

自宅に郵送されたはがきに記載された取引承認キーを入力

口座に入金

口座情報画面はこんな感じです。
ラッキーバンク口座情報画面

シンプルでいいと思います。

また、この第1号案件の匿名組合契約約款に、ラッキーバンクが徴収する営業者報酬料率について記載がありました。
営業者報酬料率= 1.0%です。

第1号案件はほとんど利益なしでやっているということのようです。
次の案件からは営業者報酬料率も上がり、利回りは低くなるものと思われます。

ラッキーバンクについてはまだいろいろと不明なところはありますが、今後また実績などについてレポートします。






  1. 2014/12/24(水) 05:00:00|
  2. ラッキーバンク
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maneo決算書分析(2013年度)

maneoの決算書(2013年度)が出ているので、分析したいと思います。
(そういえば昨年行うのを忘れていました)

maneo決算書

maneo決算書(2013)

3年分出そろったので推移を見ることができそうです。

総資産は年々順調に増えています。特に2012年から2013年にかけては倍近くに増えています。
自己資本も年々増えています。

総資産のうちほとんどを有利子負債が占めていますが、この有利子負債はほとんどが匿名組合出資金です。
一般的な企業では負債が増えることは安全性の面では好ましくないと思いますが、ソーシャルレンディング会社の場合は、匿名組合出資金が増えればそれだけ貸出残高が増えて手数料収益も増えることになるので、むしろ経営は安定するように思います。
匿名組合出資金は普通の負債と違い、万一借り手企業から回収できなくなれば貸し手に対して返さなくてもよくなるので、いくら増えても倒産の危険が高まるとは考えられません。
そう考えると、ソーシャルレンディングはかなり特殊な業態なので、自己資本比率や負債比率などの一般的な指標での分析はできないということになりそうです。
経営の安定性を計るにはどこを見たらよいのでしょうか。わからなくなってきました。
どなたか良いアイデアをお持ちの方は是非教えてください。

また、売上高・営業利益・経常利益も年々順調に増えています。
2013年の営業利益は8700万円で、かなり安定した収益を上げられるようになったと言えます。






  1. 2014/12/20(土) 05:00:00|
  2. maneo
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クラウドクレジット 最低投資額10万円に

クラウドクレジットに関するトピックを2つお伝えします。

1.金融庁への第二種金融商品取引業の登録を完了
クラウドクレジットが、金融庁への第二種金融商品取引業の登録を完了しました。
これにより、これまで50万円だった最低投資額が10万円に変更されました。
また、これまでは案件に投資するたびに毎回契約書への記入・捺印・郵送が必要だったのが、オンラインで案件への投資が可能となりました。
これまでよりもかなりハードルが下がったと言えます。

案件一覧画面↓
クラウドクレジット案件一覧

現在、ペルー・小口債務者支援プロジェクト4号が募集されています。
期待利回りも11.1%とこれまでよりも若干上がっています。
この機会に投資を検討してみてもよいかもしれません。

2.ペルー・タクシー事業者支援プロジェクトを中止
これまで募集したペルー・タクシー事業者支援プロジェクト1号および2号が中止となり、出資者へ出資金が返金されることになりました。

理由としては、今回クラウドクレジット社がEDPYME Acceso Crediticio社よりオートローン債権の購入を行うに当たり、EDPYME社の側でローン債権の保証についてペルーの金融監督庁から認可を得ることが必要でしたが、その認可が予定期間(2ヶ月)内に得られなかったためだそうです。

まあ新しいビジネスモデルを開拓しようとしているので、ある程度の失敗はやむを得ないのでしょう。
投資家としては損失を被ったわけではないので、長い目で見守りたいと思います。

ペルー・タクシー事業者支援プロジェクトが中止となってしまったため、現状クラウドクレジットのファンドは「ペルー・小口債務者支援プロジェクト」のみとなりました。








  1. 2014/12/17(水) 05:00:00|
  2. クラウドクレジット
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maneo 2015年1月~2月に借り手を複数化

maneoは、金融行政当局からのリクエストにより借り手を複数化する方針を表明していましたが、その時期および具体的な方式について明らかにしました。
maneo瀧本社長から直接お話をうかがう機会があり、社長がその中で明らかにしたものです。

―maneoも複数の借り手を1つのファンドにまとめる形式に変更するとのことですが。
「2015年の1月~2月頃には複数化する予定です。構想は固まっており、契約書やシステム変更の準備をしています。
これまでは案件一覧画面に「A社」「B社」など社名が出ていたかわりに「○○グループ」などの名前が表示されるようになるイメージです。投資画面から「投資する」ボタンを押せばダイレクトに投資できるようになります。また、営業担当者のコメントを入れることも考えています。
業種や利回り・リスクの度合いなどが近い会社をまとめて1つのグループにする方針です。
個々の会社の詳細情報はこれまで通り開示します。そこはmaneoが他社と違う点であり、「自分のお金が何に使われているのかわかる」というのが当初のコンセプトなので、これからもこだわっていきたい点です。」


「業種や利回り・リスクの度合いなどが近い会社をまとめて1つのグループにする」とのことなので、「不動産担保ローングループ」「maneoの虎グループ」「飲食店開業グループ」などのグループができるイメージでしょう。
複数化した後もこれまで通り個々の借り手の情報は見られるとのことで、これまでよりも情報が不透明になるということはなさそうです。
投資家からするとこれまでとあまり違いはないかも知れません。






  1. 2014/12/13(土) 05:00:00|
  2. maneo
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AQUSHマーケット・グレードごと貸倒れ率公開

AQUSHの、各サービスごとの貸倒れ率の情報を公開します。
特にAQUSHマーケットについては、グレードごとの貸倒れ率も公開します。
当ブログ管理人によるインタビューの中で、エクスチェンジコーポレーション社長ラッセル・カマー氏が明らかにしたものです。
数値はいずれも2014年11月時点のもので、金額ベースです。

AQUSHマーケット貸倒れ率201411
図表:AQUSHサービス貸倒れ率(2014年11月時点・金額ベース)

保証会社不動産担保ローンファンド・グローバルファンド・ecoエネルギーファンドについてはいずれも貸倒れ率0%で、貸倒れは発生していません。

AQUSHマーケットについては、トータルでは0.68%です。
一般的に消費者金融の貸倒れ率は5~10%と言われているので、これらと比較して優秀な数字と言えるでしょう。

また、グレードごとの貸倒れ率は、きれいにグレードが高いほど貸倒れ率が低くなっています。
最も貸倒れ率の低いグレードAAでは0.14%、最も高いグレードDでも1.36%です。
この結果を見る限り、AQUSHマーケットの審査・グレード評価の仕組みは適切なものだと言えるでしょう。

2014年に入ってから募集が非常に少なくなっているAQUSHマーケットですが、2013年までは10%以上の利回りが提供される月も結構ありました。
利回り10%で貸倒れ率がこの水準であれば、差し引いてもかなり有利な投資と言えます。
是非また募集金額を増やしてほしいものです。








  1. 2014/12/10(水) 05:00:00|
  2. AQUSH
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エクスチェンジコーポレーション オンラインショップ支払いサービス「Paidy」をリリース

AQUSHを運営するエクスチェンジコーポレーションが、新たなサービスをリリースしました。
オンラインショップ支払いサービス「Paidy」(ペイディ)です。10月にリリースしています。

https://paidy.com/


Paidyの特徴は以下の通りです。
・オンラインショップでの支払いを、クレジットカードなしで決済できる。
・PC・スマホなどから利用可能
・支払い方法は、一括払いと分割払い(2回~36回)を選択できる。
・一括払いの場合は、氏名・住所・電話番号・メールアドレス・生年月日だけで審査が可能。支払いはコンビニで行う。
・分割払いの場合は、別途申込する必要があり、信用情報機関などの情報を元に与信審査を行う。支払いは口座振替となる。


Paidyのアイデアはベンチャーキャピタルから評価されており、このサービスを実現するため、エクスチェンジコーポレーションはアーバーベンチャーズ、リクルート、サイバーエージェント・ベンチャーズなどから合わせて330万ドル(約3.3億円)の資金調達を行っています。
また、エクスチェンジコーポレーションはPaidyのサービス開始のために社員数も増やしており、現在20名です。

Paidyはクレジットカードを持っていない人にとってニーズはありそうです。
ビジネスとして成功するかどうかは、やはりどれだけ普及するかがカギとなるでしょう。
Amazonや楽天など大手ECサイトで採用されれば一気に普及すると思います。

なお、現在のところ、PaityとAQUSHの関連については明らかにされていません。






  1. 2014/12/06(土) 05:00:00|
  2. AQUSH
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maneo返済遅延案件の傾向

先日の記事でもお伝えしましたが、maneoが過去の完済案件で返済遅延が生じていたことを公表しました。

(速報)maneo過去の完済案件で返済遅延が生じていたことを公表

過去に募集・貸付実行を行った事業性ローンファンドのうち、計7社あて17ファンド、総額441百万円で遅延が発生していました。
金額ベースでの返済遅延率は、2.1%となります。

さて、これらの返済遅延案件に共通する傾向はあるのでしょうか。
明確な傾向があれば、今後の貸出案件選択の際に返済遅延しそうな案件を避けることができます。

というわけで、とりあえず17案件の詳細な情報を一覧にし、金額・金利・貸出期間については平均を算出しました。
さらに、比較のためにmaneoの全案件についても同様に平均を算出しました。

No.案件業種借入目的金額金利貸出実行日最終返済日借入期間返済方式担保保証完済実績(借り入れ時点での)
1【株式会社REAL SAMURAI】ゲームエンジン開発会社の運転資金支援ローン(第5弾)ゲームエンジン開発開発資金2,000万円8.0%2014/1/312014/5/2824ヶ月分割返済 なし代表者連帯保証あり
2【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第6次募集)遊戯機開発開発・製造資金2,677万円8.0%2014/1/102014/3/283ヶ月元本一括返済在庫担保・売掛債権担保・売上入金口座管理・担保手形徴求なしあり
3【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第5次募集)2,323万円8.0%2013/12/262014/3/283ヶ月元本一括返済なしあり
4【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第4次募集)5,000万円8.0%2013/12/262014/3/283ヶ月元本一括返済なしあり
5【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第3次募集)5,000万円8.0%2013/12/262014/3/283ヶ月元本一括返済なしあり
6【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第2次募集)5,000万円8.0%2013/12/262014/3/283ヶ月元本一括返済なしあり
8【株式会社ジェイピーエス第2弾】遊技機開発・製造資金支援ローンへの投資(第1次募集)5,000万円8.0%2013/12/262014/3/283ヶ月元本一括返済なしあり
7【I社 第5弾】受注増加に伴う運転資金支援ローンへの投資不明
(案件ページが参照不可)
不明
(案件ページが参照不可)
2,000万円8.0%2013/12/202014/5/285ヶ月不明
(案件ページが参照不可)
不明
(案件ページが参照不可)
不明
(案件ページが参照不可)
あり
9【株式会社アルスノヴァ】(不動産担保付き)楽譜制作会社運転資金借り換えローンへの投資(第2次募集)楽譜制作運転資金借換5,000万円6.0%2013/12/52014/5/286ヶ月元本一括返済不動産担保代表者保証なし
10【株式会社アルスノヴァ】(不動産担保付き)楽譜制作会社運転資金借り換えローンへの投資5,000万円6.0%2013/12/52014/5/286ヶ月元本一括返済不動産担保代表者保証なし
11【エス・ジェイ・ケイ第6弾】「ケイカン」改良資金への投資パチンコホール向けシステム開発製造資金1,000万円7.0%2013/7/172013/11/2812ヶ月分割返済 売掛債権代表者保証あり
12【エス・ジェイ・ケイ第5弾】「ケイカン」製造資金への投資1,000万円8.0%2013/3/282013/11/2812ヶ月分割返済 売掛債権代表者保証あり
13【エス・ジェイ・ケイ第4弾】ホールコンピュータシステム開発資金への投資開発資金1,000万円8.0%2013/2/82013/11/2812ヶ月分割返済売掛債権代表者保証なし
14【株式会社オーディック】アーティストのプロモーション支援資金への投資アーティストプロデュース事業プロモーション費用2,000万円8.0%2012/10/252013/11/2824ヶ月分割返済 売掛債権代表者連帯保証なし
15【株式会社スイッチスマイル第3弾】音楽・動画配信プラットフォーム/コンテンツ調達資金への投資音楽・動画配信プラットフォーム運営コンテンツ調達費用1,000万円7.5%2012/6/292014/1/2824ヶ月分割返済 売掛債権代表者保証なし
16【株式会社スイッチスマイル第2弾】音楽・動画配信プラットフォーム開発およびコンテンツ調達資金への投資1,000万円8.0%2012/5/182014/1/2824ヶ月分割返済 売掛債権代表者保証なし
17【株式会社スイッチスマイル】スマートフォン向け動画配信プラットフォームの開発資金への投資1,000万円8.5%2012/2/292014/1/2824ヶ月分割返済売掛債権代表者保証なし
 返済遅延発生案件平均パチンコ関連:2
ITプラットフォーム関連:2
-2,765万円7.7%--11ヶ月分割返済:8
元本一括返済:8
担保あり:15
担保なし:1
保証あり:10
保証なし:6
完済実績あり:10
完済実績なし:6
 maneoの全案件平均--1,525万円6.8%--7.6か月----


まず業種としては、7社のうち2社はパチンコ関連で、2社はITプラットフォーム関連です。
パチンコ関連案件は全体の数が多いのも確かですが、リスクが高いのかも知れません。

遅延案件の借入金額の平均は2,765万円でした。
maneo全体での平均は1,525万円ほどなので、それよりもかなり高いといえます。
これを見る限り、借入金額の多い案件は返済遅延の危険が高い、という傾向がありそうです。

また、金利については、遅延案件の平均は7.7%でした。
maneo全体での平均は6.8%ほどなので、それよりもやや高いといえます。
やはり金利の高い案件はリスクも高い、という予想通りの結論となりそうです。
金利と返済遅延の関係についてはさらに後で分析してみたいと思います。

借入期間については、遅延案件の平均は11ヶ月でした。
maneo全体での平均は7.6ヶ月なので、それよりも長いといえます。
借入期間の長いものはリスクが高いのでしょうか。
ただし、株式会社ジェイピーエスのように3ヶ月でも返済遅延に陥っているものもあるので、必ずしも短ければ安全とも言えないようです。

今回の遅延案件のうち、分割返済が8件、元本一括返済が8件でした。
返済方式と遅延発生との関連はあまりないようです。

今回の遅延案件では、17件のうち16件では担保や保証がつけられていました。
ただしこれらは遅延が発生した後で役に立つものなので、遅延の発生自体を防止する効果はないのかも知れません。
おそらく遅延が発生した後、maneoでは当然これらの担保や保証を行使して回収を図ったのでしょう。

今回の遅延案件では、17件のうち10件では完済実績がありました。
完済実績があるから安心とは言えないようです。


さらに、貸出金利ごとの返済遅延率(件数ベース)を算出しました。

表:maneo貸出金利ごと返済遅延率
貸出金利件数(※)返済遅延件数返済遅延率
4%~1300.0%
5%~20800.0%
6%~25320.8%
7%~36320.6%
8%~141139.2%
9%~3900.0%
10%~3500.0%
(※)2014年3月時点

これで見ると、8%台の返済遅延率だけ突出して高く、9.2%となっています。
たまたまかもしれませんが、「8%台は危険が高い」というジンクスが生まれそうです。

結論としては、今のところ返済遅延案件を確実に見分ける方法はなさそうですが、借入金額・金利に着目すれば少しは避けられる可能性が高まるかも知れません。






  1. 2014/12/03(水) 05:00:00|
  2. maneo
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Author:kennygorou931old
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
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 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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