けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記(旧)

「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」の旧サイトです。2015年7月までの記事を掲載しています。新サイトはhttp://kennygorou931.blog84.fc2.com/です。

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ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(5)(実績編)

ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(1)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)(2)(ビジネスモデル編)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)(3)(貸し手編)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)(4)(借り手編)
に引き続き、今回もソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)を行います。

今回は「実績編」です。
投資を考える上で、事業会社自体が安定して利益を上げていることも重要な要素となります。

赤の箇所は昨年から変化のあった個所です。
なお、前回も書きましたが、各社の不動産担保ローンについては今回別の表としてまとめたので、以下には含まれていません。

ソーシャルレンディングサービス比較(内容・数値はいずれも2014年1月時点)  
サービス maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディングクラウドバンク
  ビジネス向けローンAQUSHマーケットAQUSHグローバルファンド証券担保ローンファンド 
  
実績年間ローン成立件数
(2013年)
430件
(不動産担保ローンも含む)
未公開未公開105件2件
  
年間ローン成立金額(2013年)70億円
(不動産担保ローンも含む)
9億円1.2億円1.3億円1.2憶円
(サービス開始以来累計) 
サービス開始2008年10月2009年12月2013年7月2012年1月2013年12月
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(件数ベース)0%未公開未公開0%0%
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(金額ベース)0%0.44%未公開0%0%
 (2012年12月時点)
(返済遅延の発生率は未公開)
   
運営会社情報運営会社maneo株式会社株式会社エクスチェンジコーポレーションSBIソーシャルレンディング株式会社日本クラウド証券
maneoマーケット株式会社SBIソーシャルレンディングサポート株式会社 
maneoエスクロー株式会社  
URLhttps://www.maneo.jp/https://www.aqush.jp/http://www.sbi-sociallending.co.jp/https://www.crowdbank.jp/index.html
投資家数2.5万人1万人未公開未公開
運営会社の経営状況営業利益4700万円
(2012年4月~3月)
未公開
(けにごろうによる推定:おそらく赤字と思われる)
未公開
(けにごろうによる推定:おそらく赤字と思われる)
営業利益5800万円
(2012年4月~3月)
備考・かつて個人向けローンも手掛けていたが、2011年6月からは撤退し、事業性ローンに特化・他に「ecoエネルギーファンド」も手掛ける。・不動産担保ローン事業者ファンド・証券担保ローンファンドの他に、不定期でオーダーメイド型のファンドが募集されることがある。 
・2011年6月よりUBIグループの傘下に



<年間ローン成立件数・金額について>
maneoの年間ローン成立件数は430件で、2012年の366件からやや伸びました。
また、金額は70億円と、2012年の45億円から50%程度伸びています
件数・金額が大きく伸びた要因としては、パチンコファンドなど大口で継続的な借り手が確保できたことが大きいといえます。

AQUSHマーケットについては、件数は依然として未公開ですが、成立金額が2013年から公開されました。
ただし明らかになっているのはサービス開始以来の累計金額(9億円)のみで、2013年だけの金額は不明です。
AQUSHグローバルファンドの2013年の金額は1.2億円でした。

SBIは件数105件・金額1.3億円でした。前年とほぼ同様の水準です。

クラウドバンクは12月にスタートしたばかりですが、2件で1.2億円の実績を挙げています。

4社の成立件数・金額を比較すると、今年もmaneoが他社を大きく引き離しています。
ソーシャルレンディング業界のシェアでいうと80%は超えていることになります。

他3社はいずれもちょうど同じくらいの規模です。
ただし、クラウドバンクはスタートして1か月間の実績であることを考慮すると、2014年は大きく実績を伸ばすことが予想できます。10億円を越える可能性があります。
もちろんそれでもmaneoには遠く及びませんが、業界2位に躍進しそうです。

<貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(金額ベース)について>
投資家として気になる貸し倒れ率(金額ベース)について比較します。

maneo・SBI・クラウドバンクは0%です。

AQUSHマーケットは、0.44%(2012年12月時点)です。
(2013年の実績については未公開)
AQUSHグローバルファンドについては未公開です。

いずれも非常に低い数字です。
(銀行の法人への融資の貸し倒れ率が2%前後、消費者金融は5~10%と言われています。)
各社とも審査には十分注意していることがうかがわれ、貸し倒れ率にあまり違いはないと言えます。

<投資家数について>
maneoは2.5万人・AQUSHは1万人です。
いずれも前年からあまり大きな変化はありません。

この投資家たちはキャズム理論でいう「イノベーター」「アーリーアダプター」にあたるのでしょう。
今後大きく投資家数を増やすためには、ソーシャルレンディングが深く大きな溝である「キャズム」を越える必要があると思われます。

SBI・クラウドバンクは未公開です。

<運営会社の経営状況について>
事業者リスクを考える上で、運営会社自体の経営が安定していることは重要です。

maneoの営業利益は4700万円(2012年4月~2013年3月)でした。
安定した収益を上げていると言えるでしょう。

また、クラウドバンクの運営会社である日本クラウド証券の営業利益は5800万円(2012年4月~2013年3月)でした。
日本クラウド証券はクラウドバンク以外にグリーンシート証券などを扱っているので、そちらの収益の方が大きいと思われます。

AQUSH・SBIは決算書を公開していませんが、貸出金額と手数料率から考えると、おそらくいずれも赤字でしょう。
maneoの実績から考えると、ソーシャルレンディング事業者が安定して収益を上げるためには、最低でも年間40億円程度の貸出金額が必要なようです。
すると、AQUSH・SBIが安定収益を上げるにはいずれも現在の10倍以上の成立金額が必要ということになります。
なかなか厳しいですが、是非頑張っていただきたいと思います。

事業者の安定性という観点からすると、現時点ではmaneoと日本クラウド証券の2社が高いといえます。






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  1. 2014/01/29(水) 05:00:00|
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ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(4)(借り手編)

ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(1)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)(2)(ビジネスモデル編)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)(3)(貸し手編)
に引き続き、今回もソーシャルレンディング3社の徹底比較(2014年版)を行います。

今回は「借り手から見た各社の比較」です。
お金を借りたい個人・企業にとって、どこで借りるのがよいか、という視点で比較します。

赤の箇所は昨年から変化のあった個所です。
なお、前回も書きましたが、各社の不動産担保ローンについては今回別の表としてまとめたので、以下には含まれていません。

ソーシャルレンディングサービス比較(内容・数値はいずれも2014年1月時点)  
サービス maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディングクラウドバンク
  ビジネス向けローンAQUSHマーケットAQUSHグローバルファンド証券担保ローンファンド 
  
 借り手中小企業個人・中小企業アメリカの法人・個人SBI証券に株式を預けている個人不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など
(ファンド種類により異なる)
借り手関連金利(借り手側)
(年利)
6%~15%の範囲で選択
(実際は事業者と相談して金利を決定すると思われる)
6.7%~17.9%未公開一律3.5%ファンドにより異なる。
グレードごとの金利状況(2013/4時点)
 AA 7.0%
 A  8.3%
 B  9.6%
 C 10.3%
 D 11.2%
(融資手数料を含む実質年率)

・金利はAQUSHの審査時に決定される。
   
借入限度額未公開■個人
 10万~300万円
■法人
 審査および担保条件による
未公開30万円~3000万円ファンドにより異なる。
手数料(借り手側)なし借入時に借入金額の4.0%相当額を徴収未公開なし未公開
使用用途FCの開業費用やコーポラティブハウスの建設費用などテーマ性の高い借入目的自由自由自由不動産担保事業・新興国マイクロファイナンス・中小企業ビジネス用途など
(ファンドにより異なる)
担保・保証人原則として不要
(案件によってはフランチャイザーや法人代表者などが保証人となったり、・不動産などが担保として供される場合もある。)
■個人
 不要
■法人
 原則必要(代表者の連帯保証)
未公開株式等の有価証券を担保とする。未公開
 
借入資格国内外の法人
「会社の実在性や事業実態があることは、当然の前提となりますが、
一見のお客さまでは、これを必ずしも担保出来ないことから、
原則的には弊社に関係する方からのご紹介がある方を対象としております。」(maneoサポート回答より)
■個人
・本人確認が取れること
・300万円以上(目安)の年収があること
・20歳以上70歳以下
・借入過多でないこと
・2年以上の信用履歴があること
・(クレジットカードまたはローンの取引実績があること)
・過去5年以内に債務不履行していないこと

■法人
(不明)
未公開SBI証券に株式を預けている個人未公開
借入実施までの期間各ローンによって異なる。申し込みから最短4営業日未公開申込から最短1週間未公開
(出資金の状況によりもっとかかる可能性あり) 
審査・融資対象先の業種や財務内容の確認
・会社訪問と社長面談
・会社の現場確認
・担保設定や売り上げの入金口座を抑えることで返済を確実にするための工夫
・最終的には役員会で融資の可否を決定
(マンガでわかるmaneoより)
■個人
・個人信用情報機関(JICC、CIC)の情報をもとに信用調査
・情報を精緻に分析するため、信用スコアリングモデルの世界最大手FICO(ファイコ)社のテクノロジーを採用して個人の信用リスク審査・分析を実施
・勤務先や家族構成などの属性情報も考慮して総合的に分析
・使用用途は審査対象外

■法人
・法人の事業内容や財務情報と担保評価
・FICOスコア(連帯保証人)
未公開SBI証券へ保有している担保有価証券の時価総額の算出に加え、貸金業法に則った営業者独自の審査基準に基づく審査を実施未公開
     
借入審査の通過率未公開16.9%
(2011年時点)
未公開約35%未公開
借入期間2か月~36か月一律36ヶ月一律36ヶ月約1年ファンドにより異なる。
返済方式毎月返済毎月返済
(元利均等返済)
毎月返済
(元利均等返済)
毎月返済
(最終返済日に元金一括返済)
ファンドにより異なる。

・元利均等返済
・元金一括返済
・一定期間の元金返済据え置き期間がある場合
などがある。)
遅延損害金年率14.5%年率14%未公開年率14%未公開
期限前返済可能・手数料なし可能・手数料なし未公開可能・手数料なし未公開


<借り手について>
maneoは法人(中小企業)向けの貸出のみ手掛けています。
個人向け貸し出しは現在行っていません。

AQUSHマーケットは個人・法人どちらでも借りることができます。
AQUSHグローバルファンドは、アメリカの法人・個人が借り手となり、米レンディングクラブを通じて貸出を行います。

SBIは、SBI証券に株式を預けている個人のみが対象となります。

クラウドバンクの借り手は、不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など様々です。
ファンドの種類により異なります。

個人の借り手であればAQUSHマーケットかSBIで借りる必要があります。ただしSBIは証券担保が必要です。
法人であればmaneo・AQUSHマーケット・クラウドバンクのいずれかを選択することになります。

<金利(借り手側)について>
借り手にとっての金利は、maneoでは6%~15%の範囲です。
借入の条件や信用状況などにより金利は変わります。
「借り手にとっての金利」と「貸し手にとっての金利」は異なり、その差がmaneoの収益(利ざや)となります。

AQUSHマーケットの借り手にとっての金利は6.7%~17.9%の範囲です。
2013年4月時点の実績は、もっとも信用の高いグレードAAで7.0%・低いDで11.2%でした。
AQUSHグローバルファンドの借り手にとっての金利は未公開のため不明ですが、レンディングクラブの実績を見ると、6%~10%程度のようです。

SBIの借り手にとっての金利は一律3.5%です。証券担保があるため、比較的低い金利となっています。
ちなみに、大和証券も証券担保ローンを手掛けていますが、その金利もほぼ同じ3.3%程度です。

クラウドバンクについては未公開のため、不明です。

個人で証券担保があればSBIで借りるのが最も金利が安くできます。なければAQUSHマーケットで借りることになります。
法人であれば、maneo・AQUSH・クラウドバンクのいずれかで借りることになりますが、どこが金利が最も安くなるかは一概には言えません。実際に審査を申し込んでみないとわからないでしょう。

<借入限度額について>
maneoの借入限度額は未公開です。
ただ、過去には1件で1億円程度の借入を行った例もあります。
 
AQUSHマーケットの借入限度額は、個人向けは10万円~300万円・法人向けは未公開です。

SBIは、30万円~3000万円と個人向けとしては大きいです。

クラウドバンクについては未公開ですが、過去には1件で5000万円の借入を行った例があります。

個人で300万円以上のお金が必要であればSBIで借りることになります。

<手数料(借り手側)について>
maneo・SBIでは借り手の手数料はありません。

AQUSHマーケットでは、借入時に借入金額の4%相当額を手数料として徴収しています。
(ただし、表内および上記のAQUSHの金利はすでにこの手数料を含んだ実質年率で記載しています)
AQUSHグローバルファンでの手数料については未公開です。

クラウドバンクについては未公開です。

<資金用途について>
maneoは、FCの開業費用やコーポラティブハウスの建設費用などテーマ性の高い借入目的に限定されています。
単なる会社の運転資金や、他のローンの返済資金などの目的では借入はできないようです。

AQUSH・SBIでは特に資金用途の制限はありません。

クラウドバンクの資金用途については、不動産担保事業・新興国マイクロファイナンス・中小企業ビジネス用途など様々です。
(ファンドにより異なる)

<担保・保証人について>
maneoでは原則として担保・保証人は不要ですが、借入条件によっては求められることもあります。

AQUSHマーケットは、個人向けでは担保・保証人は不要ですが、法人向けでは原則として代表者の連帯保証が必要となります。
AQUSHグローバルファンドについては未公開のため不明です。

SBIでは、株式などの有価証券を担保とする必要があります。

クラウドバンクについては未公開のため不明です。

<借入資格について>
maneoでは、原則として関係者からの紹介のある会社のみが対象となっています。
一見の会社では借入はできないようです。

AQUSHマーケットでは、個人向けは一般的な消費者金融などと同様、年収・年齢・信用情報などの条件があります。
法人向けについては不明です。
AQUSHグローバルファンドについては未公開です。

SBIについては、SBI証券に株式を預けている個人のみが対象となります。

クラウドバンクについては未公開です。

<借り入れ実施までの期間>
申し込んでから借入実施までの期間も借入先を選択するうえで重要な要素となります。

maneoでは、審査期間が長く、場合によっては数カ月に及ぶこともあります。
急いで資金が必要な場合には向かないでしょう。

AQUSHマーケットでは、申込から最短4営業日で借入が実施されます。
急にお金が必要になった場合にも対応できるでしょう。
AQUSHグローバルファンドについては未公開です。

SBIでは、申込から最短1週間で借入が実施されます。

クラウドバンクについては未公開です。

<審査について>
各社とも当然ですがしっかりと審査を行っています。

maneoでは、融資先の企業について、銀行などと同じように詳しく調査します。
・融資対象先の業種や財務内容の確認
・会社訪問と社長面談
・会社の現場確認
・担保設定や売り上げの入金口座を抑えることで返済を確実にするための工夫
・最終的には役員会で融資の可否を決定
というプロセスを経て融資可否を決定します。
審査に数か月程度かかることもあります。
社長の瀧本氏によると「審査は普通の地銀よりも厳しい」そうです。

AQUSHマーケットについては、個人と法人とで審査の仕方は異なります。
個人については、
・個人信用情報機関(JICC、CIC)の情報をもとに信用調査
・情報を精緻に分析するため、信用スコアリングモデルの世界最大手FICO(ファイコ)社のテクノロジーを採用して個人の信用リスク審査・分析を実施
・勤務先や家族構成などの属性情報も考慮して総合的に分析
・使用用途は審査対象外

法人については、法人の事業内容や財務情報と担保評価およびFICOスコア(連帯保証人)を元に審査します。
借入審査の通過率は16.9%(2011年時点)と、かなり厳しいようです。

AQUSHグローバルファンドについては未公開です。

SBIについては、SBI証券へ保有している担保有価証券の時価総額の算出に加え、貸金業法に則った営業者独自の審査基準に基づく審査を実施しています。
借入審査の通過率は35%です。

クラウドバンクについては未公開です。

<借入期間について>
maneoは案件により異なります。最短2カ月~最長36カ月です。

AQUSHマーケット・AQUSHグローバルファンドは一律36か月です。

SBIは約1年です

クラウドバンクは案件により異なります。

<返済方式について>
maneoは毎月返済です。
ただし、返済方式としては
・元利均等返済
・元金一括返済
・一定期間の元金返済据え置き期間がある場合

などがあり、案件により異なります。

AQUSHマーケット・AQUSHグローバルファンドは毎月返済(元利均等返済)です。

SBIは毎月返済(最終返済日に元金一括返済)です。

クラウドバンクは案件により異なります。

<期限前返済について>
maneo、SBIは期限前返済が可能です。手数料もありません。

AQUSHマーケットも期限前返済が可能です。手数料もありません。
AQUSHグローバルファンドについては未公開です。

クラウドバンクについては未公開です。






  1. 2014/01/25(土) 05:00:00|
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ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(3)(貸し手編)

前回(ビジネスモデル編) に引き続き、ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)を行います。

今回は「貸し手から見た各社の比較」です。

なお、前回も書きましたが、各社の不動産担保ローンについては今回別の表としてまとめたので、以下には含まれていません。

ソーシャルレンディングサービス比較(内容・数値はいずれも2014年1月時点)  
サービス maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディングクラウドバンク
  ビジネス向けローンAQUSHマーケットAQUSHグローバルファンド証券担保ローンファンド 
  
貸し手関連金利(貸し手側)4.0%~10.0%
(案件により異なる。)
・金利は貸し手が選択できる。
 (下限4%~上限15%)

・平均運用利回り実績
(グレードごと)
 AA: 5.1%
 A:  5.5%
 B:  6.2%
 C:  7.8%
 D:  8.4%
(手数料引き後)(「AQUSH 2012データ・レポート」より算出)
一律5.0%
(手数料引き後)
一律2.0%
(手数料引き後)
5.0%~6.0%
(ファンドにより異なる)
投資可能額1万円~5万円~2000万円5万円~2000万円1万円~3万円~
(ローンによっては最低投資額がもっと大きいものもある)
手数料(貸し手側)なし貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)
投資してから実際に融資が実行されるまでの期間最大1カ月低い金利を提示すれば早く融資が実行されるが、高い金利を提示すると融資が実行されないこともある。)最大1カ月原則2週間ファンドにより異なる
(借り手の希望金額総額が貸し手の投資金額よりも少ない場合はさらにかかる)(大体1カ月程度と思われる)
出資金の保全maneoエスクロー社による分別管理分別された口座にてエクスチェンジコーポレーションの資産とは区別して管理分別された口座にてエクスチェンジコーポレーションの資産とは区別して管理匿名組合員出資金は、会社の固有財産を保管する銀行預金口座とは別の銀行預金口座に預金し分別管理する。出資金は、会社の固有財産を保管する銀行預金口座とは別の銀行預金口座に預金し分別管理する。



<金利について>
まずは貸し手にとって一番気になる「金利」から比較してみます。
(以下の数字はいずれも手数料引き後の金利です。)

maneoの金利は案件により異なりますが、4~10%の範囲で設定されます。
担保や返済実績のある借り手の場合は安全性が高い分、金利は低めとなります。
最近は5~8%程度の案件が多いです。

AQUSHマーケットでは、金利は4~15%の範囲で貸し手が選ぶことができます。
ただし前回の記事でも書きましたが、低い金利の貸し手から優先的に貸し出されるので、あまり高い金利を設定すると貸出が実行されません。
実質的には資金の需給バランスで決定されるといえるでしょう。
2012年の平均利回り実績は、一番信用度の高いグレードAAで5.1%、一番低いDで8.4%でした。

2013年に始まった新サービスであるAQUSHグローバルファンドの金利は、一律5.0%です。

SBIでは金利は一律2.0%です。
証券担保があり安全性が高い代わりに金利は低めです。

2013年にサービス開始したクラウドバンクの金利は、ファンドにより異なります。
現在明らかになっているファンドの金利はいずれも5.0%~6.0%の範囲です。
今後はより高い金利のファンドも出てくるかもしれません。

まとめると、maneoとAQUSHマーケットの金利はほぼ同じくらいの水準(4.0%~10.0%程度)で、
AQUSHグローバルファンド・クラウドバンクがそれに次ぐ水準(5.0%~6.0%)です。
高金利を狙いたいならmaneoかAQUSHマーケットに投資するのがよいでしょう。

<投資可能額について>
最低投資金額については、各社とも「ソーシャル」投資を標榜するだけあり、少額を設定しています。
一番高いAQUSHでも5万円から投資可能です。
株や投資信託などよりもハードルは低く、お小遣い程度からでも始めることができます。
毎月少額ずつ積み立てていくような投資の仕方もできるでしょう。

一方、投資金額の上限については、AQUSHでは2000万円に設定されています。
他社では特に上限は定められていません。

<手数料(貸し手側)について>
AQUSH・SBI・クラウドバンクは毎月貸し手からの手数料を徴収しています。
手数料率はいずれも年利1.5%相当額です。
maneoは貸し手からの手数料は徴収していません。
なお、表中および上記に記載した金利はこの手数料引き後の値です。

<投資してから実際に融資が実行されるまでの期間について>
見落としがちな要素ですが、ソーシャルレンディングでは投資したいと思ってもすぐに貸出が実行されるとは限りません。
その時期に借り手が少ないとなかなか貸出が実行されない場合もあります。
その場合、せっかく用意した資金が遊んでしまい、投資の効率が悪くなることとなります。

maneoでは、借り手を直接指定して投資する仕組みであり、投資できれば基本的には1カ月以内に貸出が実行されます。
ただし、常に案件が募集されているとは限らず、募集案件のない日もあります。
また、時期によっては募集が開始されてもすぐに満額で成立してしまい、なかなか投資できないこともあります。
「投資したいと思ってもすぐに貸出できるとは限らない」という点ではmaneoも同様といえます。

AQUSHマーケットでは、先ほども書いたようにあまり高い金利を設定すると貸出がなかなか実行されません。
例えば一番信用度の高いグレードAAの貸出金利平均は5%程度なので、少し高めの8%くらいの貸出金利を設定すると、ほとんど、あるいはまったく貸し出されない可能性が高いでしょう。
希望額の全額が貸し出されるには何カ月もかかることになるでしょう。
もちろん欲張って15%の貸出金利を設定することもできますが、おそらく永久に貸し出されないでしょう。

AQUSHグローバルファンドは、世界最大のソーシャルレンディングである米LendingClubが投資先であり、借り手の規模はほぼ無尽蔵であるため、1か月以内にほぼ確実に貸し出すことができます

SBI証券担保ローンファンドでは、2週間ごとにファンドを組成しているので、投資すれば原則として2週間以内には貸出が行われます。
ただし、貸し手の投資金額が借り手の希望金額総額を上回った場合は、余った資金は次回に持ち越されるため、さらに時間がかかることもあります。
(貸出比率は90%以上なので、実際にはあまりそういう事態は起こっていないようです。)

クラウドバンクでは、貸出までの期間はファンドにより異なりますが、大体1カ月程度のようです。

maneo,AQUSHマーケットでは、「金利」と「貸出までの期間」は、トレードオフの関係にあるといえます。
低い金利で早く貸し出すか、あくまで高い金利を狙ってじっくりと構えるか、いずれかの作戦を選ぶ必要があります。
一方、AQUSHグローバルファンド・SBIでは、貸出まで時間がかかることはほぼないと言えます。
資金を遊ばせることなく、すぐに貸出を行いたいのであれば、これらを選択すると良いでしょう。

<出資金の保全について>
あまり考えたくないことですが、万一ソーシャルレンディング事業者が破綻した場合、投資家の資金はどのように守られているかは重要な要素です。

4社とも、投資家の資金は会社の資産とは別の口座にて分別管理していると謳っています。

ただし、これは必ずしも事業者の破綻時に資金が全額保全されることを意味するものではありません。

例えば、maneoの投資時の契約書には以下の記載があります。

(以下引用)
匿名組合契約締結にあたってのリスクについて
・ お客様のmaneo社に対する出資金は、出資された段階でman
eo社の資産となります。
したがって、maneo社の信用状況が悪化した場合には、お客様
に対して出資金全額を返還することができないこととなり、結果と
して、お客様に出資金元本額が欠損する損失が発生する場合があり
ます。
・ maneoエスクロー株式会社(以下「maneoエスクロー社」
といいます。)は、お客様から、maneo社に対する出資金の預
託を受け、またmaneo社からお客様への出資金返還金及び配当
利益の預託を受け入れることとなりますので、maneoエスクロ
ー社について倒産手続が開始された際、お客様からの預かり金が倒
産財団に組み込まれる法的リスクがあります。
この場合には、お客様に対して出資金全額の返還をすることができ
ないこととなる結果、お客様の出資金に欠損が生じる可能性があり
ます。
(引用終わり)


AQUSH,SBI,クラウドバンクの契約書にも同様の記載があります。

分別管理されているとはいえ、基本的には事業者が破綻したり信用状況が悪化したりしたときには資産は欠損するかすべて失われるものと思った方がよいでしょう。






  1. 2014/01/22(水) 05:00:00|
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【セミナーレポート】maneo投資家セミナー(2014年1月10日)

2014年1月10日に開催されたmaneoセミナーに参加しました。
セミナーの様子をレポートします。

<日時>
 2014年1月10日 19:00~20:30
<講師>
 瀧本憲治社長
<会場>
 東京国際フォーラム

参加者は15名ほどでした。
30代~50代ほどのビジネスマン風の方が多かったようです。
また、質問内容からすると、かなりmaneoや投資全般について詳しい方が多く、おそらくすでにmaneoでの投資をされている方もかなりいたと思います。

<説明内容>
特に印象に残った箇所を中心に記載します。

■瀧本氏自己紹介
 学生時代~卒業後いくつかの職を経てUBI社へ入社。
 UBI社で不動産事業や企業再生を手掛けて、maneoに出資するまで。
 (詳細は省略しますが、波乱に満ちた大変興味深い半生と感じました。)

■ソーシャルレンディングとは
・新興国では年利20~30%の国もある。
 日本の銀行は、担保があっても資金を何に使うかというストーリーがないと貸してくれない。
 そのため、担保があっても銀行から借りられず、金利が15%でもよいから借りたいというニーズがある。

■maneoの概要説明
・maneoが3社体制(maneo,maneoエスクロー,maneoマーケット)なのは、「倒産隔離」(倒産時に投資家の資金を保全する)のための仕組みである。

・maneoは貸金業者として登録している。
 当初金融庁から許可を得る際、投資家には貸金業者の免許は不要なのか議論になった。

・現在maneoは月1000万円ほどもうかっている。

■案件例説明(不動産担保付きローン)
・不動産担保付きローンにおいてUBI financeを通して貸すのは、いくつか理由がある。
 1つは、借り手によってはmaneoから借りていることを知られたくない会社もあるため。
 また、借り手に対して先に貸して、後からmaneoで資金を募集するケースもある。
 (UBIグループ内に2つ貸金業者があるのは本来あまり意味がないため、できれば1つにしたい)

・ドリーミングハウス社は元々フルハウスという会社の一部門であったが、その会社がリーマンショック時に倒産し、一部が独立したもの。
 そのため、銀行などはお金を貸しづらかったため、UBI・maneoで貸していた。

・現在maneoの個別案件画面には「この案件に投資する」というボタンがなく、直接投資画面にいけない。
 これは、金融庁からの指示によるもの。
 当初金融庁からはオーダーメイド型ではなくファンド型にするように言われた。(リスク分散のため)
 
■質疑応答
Q:maneoは当初個人向け貸出を手掛けていたが、それを辞めたのはなぜか。
A:貸し倒れが多かったため。
  信用力の高い個人が多いのであればやりたい。
  アメリカでは個人向け貸し出しがビジネスとして成り立っている。(PayDayLoanなど)

Q:ノンバンクと比較した際の強みは?
A:maneoの審査は、maneoの役員で元地銀出身者が言うには、地銀の審査よりも厳しいとのこと。
  ノンバンクの金利は7~8%程度で、maneoよりも必ずしも低くはないが、事務手数料を取るので、割高となることもある。

Q:最近老人ホームを買収したとのことだが、その出資はどのようなスキームで行うのか。
A:UBIは50億で老人ホームを買収した。うち38億は銀行から借りた。
  残り12億はmaneoで募集したい。
  UBIが保証する予定。

Q:妹尾さんが退職された理由は。
A:本人が以前から、5年・100億をけじめとしたいと言っていた。
  ケンカしたわけではない。

Q:maneoの金利は総合課税になっているが、分離課税にはできないのか。
A:匿名組合出資のため、必ず総合課税になってしまう。

Q:もしも貸し手が一斉に資金を引き揚げた場合、資金が不足して引き揚げられなくなるようなことはないか。
A:そのようなことがないように仕組みを設計している。
  なお、maneoはあくまでリスクのある投資である。全財産を投じることはやめてほしい。
  貸し倒れのリスクは出資者が負う仕組みになっているが、実際問題としてWebサイトの情報だけで見極めるのは難しいと思っている。
  また、金利が高い案件はやはりリスクも高い。

Q:UBI financeはどういう会社なのか。
A:maneoと同じくUBIグループの貸金業。
  maneoでUBI関連の資金を募集することに対して批判もあるが、そうでもしないとソーシャルレンディングというビジネスは成立しないのではないか。
  また、急な資金ニーズがあり、先にお金を貸して後から募集する場合もある。
  ちなみに、maneoは近々拠点を日比谷へ移動する予定。

Q:マイクロファイナンスなど社会性の高いビジネスを手掛ける予定はあるのか。
A:今のところない。そうした社会性の高いビジネスを手掛ける企業は他にもある。
  maneoはあくまで投資家の資金を増やすニーズにこたえたい。
  以前、試みで1%を寄付するという案件を出したことがあったが、特に募集状況の違いはなかった。
  なお、エクイティ投資はやりたいと考えている。

Q:maneoは自己勘定での貸付を行っているのか。
A:ほとんど行っていない。
  現在1件のみ。

Q:銀行出身である妹尾氏が退職されたが、審査能力への影響はないのか。
A:メンバーには他にもいろいろな銀行の出身者がいる。
  また、自身も審査には直接かかわっており、審査は問題ない。

Q:現在のmaneoの株主構成は。
A:現在はUBIの100%出資。以前シナジーパワー社が50%持っていたが、買い戻した。
  現在はシナジーパワー社との関係はない。
  1. 2014/01/18(土) 05:00:00|
  2. セミナーレポート
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ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(2)(ビジネスモデル編)

ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)まずはビジネスモデルから比較してみます。
赤の箇所は昨年から変化のあった個所です。
各社がどのように利益を上げているのかを理解することはサービスを選択するうえで重要です。

前回の記事はこちらです。

ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(1)


なお、前回も書きましたが、各社の不動産担保ローンについては今回別の表としてまとめたので、以下には含まれていません。

ソーシャルレンディングサービス比較(ビジネスモデル編) (内容・数値はいずれも2014年1月時点)  
サービス maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディングクラウドバンク
  ビジネス向けローンAQUSHマーケットAQUSHグローバルファンド証券担保ローンファンド 
  
特徴 ・貸し手は、借入目的・事業内容などの情報を元に借り手を直接選ぶことができる。

・貸し手は借り手に対して事業内容・借入目的などを直接質問できる。

・常に案件が募集されているとは限らない。

・1人の借り手に対して貸し手が複数

・借り手から優待が受けられるローンもある。
・借り手を審査し、信用リスクを客観的に格付評価した「AQUSHグレード」(5段階)を提示

・投資家は借り手を直接指定できず、「AQUSHグレード」と金利を指定して投資する。

・複数の借り手に対して貸し手も複数。
・世界最大のソーシャルレンディングサービスである米LendingClubへ投資できる。
・借り手の規模はほぼ無尽蔵であり、1か月以内にほぼ確実に貸し出すことができる。
・海外投資であるが、為替ヘッジされているため為替リスクはなし。
・株式担保付きで安全性が高い。

・複数の借り手に対して貸し手も複数。

・投資家は借り手を直接指定できない。

・証券会社が運営するソーシャルレンディングサービス

・複数の借り手に対して貸し手も複数。
ビジネスモデルタイプオーダーメイド型
ビジネス向け
ファンド型
個人向け・ビジネス向け
ファンド型
個人向け・ビジネス向け
ファンド型
個人向け
ファンド型
借り手中小企業個人・中小企業アメリカの法人・個人SBI証券に株式を預けている個人不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など
(ファンド種類により異なる)
金利決定の仕組みローン募集時に借り手が決定金利は4%~15%の範囲で貸し手が選択できるが、低い金利を設定した貸し手から優先的に貸出が実行される。
(あまり高い金利を設定すると貸出が実行されないこともある。)
・貸し手にとっての金利は一律5.0%
(手数料引き後)
・貸し手にとっての金利は一律2.0%
(手数料引き後)
ファンド種類により異なる
事業者の収益源・借り手金利と貸し手金利の差(=利ざや)が収益源。

・利ざやは5%程度
(ローンにより異なる)
・ローン成立時に、借り手から貸出金額の4%に相当する手数料を徴収

・貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)
・貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)


<特徴について>
2013年に新たに登場した「AQUSHグローバルファンド」は、世界最大のソーシャルレンディングサービスである米LendingClubへ投資できるという画期的なサービスです。
借り手の規模はほぼ無尽蔵であり、1か月以内にほぼ確実に貸し出すことができるというメリットがあります。
また、このサービスは海外投資ですが、為替ヘッジされているため為替リスクはありません

また、同じく新サービスである「クラウドバンク」は、日本唯一の証券会社が運営するソーシャルレンディングです。
投資先は不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など多岐にわたっており、今後が楽しみです。

<タイプについて>
ソーシャルレンディングのビジネスモデルは、大きく「オーダーメイド型」と「ファンド型」の2つに分けられます。
オーダーメイド型は、借り手が1人(あるいは1社)で借入目的・事業内容などが公開されており、貸し手はどの借り手に貸すかを直接選ぶことができるタイプのサービスです。
ファンド型は複数の借り手が1つのファンドとしてまとめられており、貸し手はそのファンドに対して貸し出すことになります。直接特定の借り手に貸し出すことはできませんが、貸し倒れのリスクを分散させることができます。

現在オーダーメイド型はmaneoのみで、他はすべてファンド型です。
借入目的・事業内容などの情報を元に借り手を直接選ぶことができるのはmaneoだけです。
(ただしSBIソーシャルレンディングは不定期でオーダーメイド型の案件を募集することがあります。)

<借り手について>
maneoとクラウドバンクはビジネス向けでSBIは個人向け(ただし株式担保のある人のみ)です。
AQUSHはビジネス・個人向け両方手掛けています。


<金利決定の仕組みについて>
ほとんどのサービスでは金利は事業者または借り手が事前に決定する仕組みになっています。
ただし唯一「AQUSHマーケット」だけは借り手が金利を4%~15%の範囲で選択できます。
ただし、低い金利を設定した貸し手から優先的に貸出が実行されるので、あまり高い金利を設定すると貸出が実行されないこともあります。
実質的には資金の需給バランスで自然に決定されるといえるでしょう。


<事業者の収益源について>
ソーシャルレンディングサービスの収益源としては、以下の3つがあります。
(1)借り手から手数料を取る
(2)貸し手から手数料を取る
(3)貸し手と借り手の金利差(利ざや)

maneoは、手数料は徴収しておらず、専ら(3)の利ざやを収益源としています。
AQUSHマーケットは、(1)借り手からの手数料と(2)貸し手からの手数料で儲けています。
AQUSHグローバルファンドは、(2)貸し手から手数料を取っています。
SBI証券担保ローンファンド・クラウドバンクも同様で、(2)貸し手からの手数料をとっています。

こう書くと、貸し手にとっては、貸し手からの手数料徴収がないmaneoが有利なように思えますが、実はあまりこの違いには意味はありません。
「事業者が1.5%の利ざやを取る」というのと「事業者が貸し手から1.5%の手数料を徴収する」というのは実質的には全く同じことだからです。
料率が明示的に示されているかどうか、という違いだけです。

次回は「貸し手関連」について比較します。








  1. 2014/01/15(水) 05:00:00|
  2. サービス会社比較
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ソーシャルレンディング4社の徹底比較(2014年版)(1)

2011年から毎年ソーシャルレンディング各社の徹底比較の記事を書いています。

ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2011年版)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2012年版)
ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2013年版)

2013年には新たなサービスとして日本クラウド証券の「クラウドバンク」がスタートしました。
また、既存の各社ともいろいろとサービス内容が様変わりしています。
これらを反映し、2014年版として表に整理してみました。

各社のページから情報を拾ってきてまとめるのは結構大変でした・・・。
もし間違い等あればご指摘ください。
なお、赤いセルは昨年から変わった個所です。

なお、各社とも不動産担保ローンを手掛けていますが、それについては下に別の表としてまとめました。

ソーシャルレンディングサービス比較 (内容・数値はいずれも2014年1月時点)   
サービス maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディングクラウドバンク
  ビジネス向けローンAQUSHマーケットAQUSHグローバルファンド証券担保ローンファンド 
  
特徴 ・貸し手は、借入目的・事業内容などの情報を元に借り手を直接選ぶことができる。

・貸し手は借り手に対して事業内容・借入目的などを直接質問できる。

・常に案件が募集されているとは限らない。

・1人の借り手に対して貸し手が複数

・借り手から優待が受けられるローンもある。
・借り手を審査し、信用リスクを客観的に格付評価した「AQUSHグレード」(5段階)を提示

・投資家は借り手を直接指定できず、「AQUSHグレード」と金利を指定して投資する。

・複数の借り手に対して貸し手も複数。
・世界最大のソーシャルレンディングサービスである米LendingClubへ投資できる。
・借り手の規模はほぼ無尽蔵であり、1か月以内にほぼ確実に貸し出すことができる。
・海外投資であるが、為替ヘッジされているため為替リスクはなし。
・株式担保付きで安全性が高い。

・複数の借り手に対して貸し手も複数。

・投資家は借り手を直接指定できない。

・証券会社が運営するソーシャルレンディングサービス

・複数の借り手に対して貸し手も複数。
ビジネスモデルタイプオーダーメイド型
ビジネス向け
ファンド型
個人向け・ビジネス向け
ファンド型
個人向け・ビジネス向け
ファンド型
個人向け
ファンド型
借り手中小企業個人・中小企業アメリカの法人・個人SBI証券に株式を預けている個人不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など
(ファンド種類により異なる)
金利決定の仕組みローン募集時に借り手が決定金利は4%~15%の範囲で貸し手が選択できるが、低い金利を設定した貸し手から優先的に貸出が実行される。
(あまり高い金利を設定すると貸出が実行されないこともある。)
・貸し手にとっての金利は一律5.0%
(手数料引き後)
・貸し手にとっての金利は一律2.0%
(手数料引き後)
ファンド種類により異なる
事業者の収益源・借り手金利と貸し手金利の差(=利ざや)が収益源。

・利ざやは5%程度
(ローンにより異なる)
・ローン成立時に、借り手から貸出金額の4%に相当する手数料を徴収

・貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)
・貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)
貸し手関連金利(貸し手側)4.0%~10.0%
(案件により異なる。)
・金利は貸し手が選択できる。
 (下限4%~上限15%)

・平均運用利回り実績
(グレードごと)
 AA: 5.1%
 A:  5.5%
 B:  6.2%
 C:  7.8%
 D:  8.4%
(手数料引き後)(「AQUSH 2012データ・レポート」より算出)
一律5.0%
(手数料引き後)
一律2.0%
(手数料引き後)
5.0%~6.0%
(ファンドにより異なる)
投資可能額1万円~5万円~2000万円5万円~2000万円1万円~3万円~
(ローンによっては最低投資額がもっと大きいものもある)
手数料(貸し手側)なし貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)・貸し手から毎月貸付金残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)
投資してから実際に融資が実行されるまでの期間最大1カ月低い金利を提示すれば早く融資が実行されるが、高い金利を提示すると融資が実行されないこともある。)最大1カ月原則2週間ファンドにより異なる
(借り手の希望金額総額が貸し手の投資金額よりも少ない場合はさらにかかる)(大体1カ月程度と思われる)
出資金の保全maneoエスクロー社による分別管理分別された口座にてエクスチェンジコーポレーションの資産とは区別して管理分別された口座にてエクスチェンジコーポレーションの資産とは区別して管理匿名組合員出資金は、会社の固有財産を保管する銀行預金口座とは別の銀行預金口座に預金し分別管理する。出資金は、会社の固有財産を保管する銀行預金口座とは別の銀行預金口座に預金し分別管理する。
 借り手中小企業個人・中小企業アメリカの法人・個人SBI証券に株式を預けている個人不動産担保事業者・新興国マイクロファイナンス機関・中小企業など
(ファンド種類により異なる)
借り手関連金利(借り手側)
(年利)
6%~15%の範囲で選択
(実際は事業者と相談して金利を決定すると思われる)
6.7%~17.9%未公開一律3.5%ファンドにより異なる。
グレードごとの金利状況(2013/4時点)
 AA 7.0%
 A  8.3%
 B  9.6%
 C 10.3%
 D 11.2%
(融資手数料を含む実質年率)

・金利はAQUSHの審査時に決定される。
   
借入限度額未公開■個人
 10万~300万円
■法人
 審査および担保条件による
未公開30万円~3000万円ファンドにより異なる。
手数料(借り手側)なし借入時に借入金額の4.0%相当額を徴収未公開なし未公開
使用用途FCの開業費用やコーポラティブハウスの建設費用などテーマ性の高い借入目的自由自由自由不動産担保事業・新興国マイクロファイナンス・中小企業ビジネス用途など
(ファンドにより異なる)
担保・保証人原則として不要
(案件によってはフランチャイザーや法人代表者などが保証人となったり、・不動産などが担保として供される場合もある。)
■個人
 不要
■法人
 原則必要(代表者の連帯保証)
未公開株式等の有価証券を担保とする。未公開
 
借入資格国内外の法人
「会社の実在性や事業実態があることは、当然の前提となりますが、
一見のお客さまでは、これを必ずしも担保出来ないことから、
原則的には弊社に関係する方からのご紹介がある方を対象としております。」(maneoサポート回答より)
■個人
・本人確認が取れること
・300万円以上(目安)の年収があること
・20歳以上70歳以下
・借入過多でないこと
・2年以上の信用履歴があること
・(クレジットカードまたはローンの取引実績があること)
・過去5年以内に債務不履行していないこと

■法人
(不明)
未公開SBI証券に株式を預けている個人未公開
借入実施までの期間各ローンによって異なる。申し込みから最短4営業日未公開申込から最短1週間未公開
(出資金の状況によりもっとかかる可能性あり) 
審査・融資対象先の業種や財務内容の確認
・会社訪問と社長面談
・会社の現場確認
・担保設定や売り上げの入金口座を抑えることで返済を確実にするための工夫
・最終的には役員会で融資の可否を決定
(マンガでわかるmaneoより)
■個人
・個人信用情報機関(JICC、CIC)の情報をもとに信用調査
・情報を精緻に分析するため、信用スコアリングモデルの世界最大手FICO(ファイコ)社のテクノロジーを採用して個人の信用リスク審査・分析を実施
・勤務先や家族構成などの属性情報も考慮して総合的に分析
・使用用途は審査対象外

■法人
・法人の事業内容や財務情報と担保評価
・FICOスコア(連帯保証人)
未公開SBI証券へ保有している担保有価証券の時価総額の算出に加え、貸金業法に則った営業者独自の審査基準に基づく審査を実施未公開
     
借入審査の通過率未公開16.9%
(2011年時点)
未公開約35%未公開
借入期間2か月~36か月一律36ヶ月一律36ヶ月約1年ファンドにより異なる。
返済方式毎月返済毎月返済
(元利均等返済)
毎月返済
(元利均等返済)
毎月返済
(最終返済日に元金一括返済)
ファンドにより異なる。

・元利均等返済
・元金一括返済
・一定期間の元金返済据え置き期間がある場合
などがある。)
遅延損害金年率14.5%年率14%未公開年率14%未公開
期限前返済可能・手数料なし可能・手数料なし未公開可能・手数料なし未公開
実績年間ローン成立件数
(2013年)
430件
(不動産担保ローンも含む)
未公開未公開105件2件
  
年間ローン成立金額(2013年)70億円
(不動産担保ローンも含む)
9億円1.2億円1.3億円1.2憶円
(サービス開始以来累計) 
サービス開始2008年10月2009年12月2013年7月2012年1月2013年12月
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(件数ベース)0%未公開未公開0%0%
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(金額ベース)0%0.44%未公開0%0%
 (2012年12月時点)
(返済遅延の発生率は未公開)
   
運営会社情報運営会社maneo株式会社株式会社エクスチェンジコーポレーションSBIソーシャルレンディング株式会社日本クラウド証券
maneoマーケット株式会社SBIソーシャルレンディングサポート株式会社 
maneoエスクロー株式会社  
URLhttps://www.maneo.jp/https://www.aqush.jp/http://www.sbi-sociallending.co.jp/https://www.crowdbank.jp/index.html
投資家数2.5万人1万人未公開未公開
運営会社の経営状況営業利益4700万円
(2012年4月~3月)
未公開
(けにごろうによる推定:おそらく赤字と思われる)
未公開
(けにごろうによる推定:おそらく赤字と思われる)
営業利益5800万円
(2012年4月~3月)
備考・かつて個人向けローンも手掛けていたが、2011年6月からは撤退し、事業性ローンに特化・他に「ecoエネルギーファンド」も手掛ける。・不動産担保ローン事業者ファンド・証券担保ローンファンドの他に、不定期でオーダーメイド型のファンドが募集されることがある。 
・2011年6月よりUBIグループの傘下に


<各社不動産担保ローン比較(2014年1月時点)>  
  maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディング
  UBIfinance・エスクローファイナンス案件保証ローンファンドSBISL不動産担保ローン事業者ファンド
借り手関連金利(借り手側)(年利)9%~12%程度5.5%5.5%
借入限度額未公開300万円~3億円当初7500万円
最大10億円
手数料(借り手側)未公開融資額2.1%(保証会社の事務手数料を含む)基本契約締結手数料:47万2500円
使用用途不動産事業者向けの物件購入資金自由不動産担保ローン事業者向けに行う貸付事業
担保・保証人不動産担保不動産担保不動産担保
   
借入期間6ヶ月~10ヶ月程度3ヶ月〜36ヶ月一律14ヶ月
返済方式元金一括返済バルーン返済(※1)元金一括返済
(金利は毎月返済)(金利は毎月返済)
期限前返済可能可能・手数料あり
(返済元金の1.0%)
可能・手数料なし
貸し手関連金利(貸し手側)(年利)4.0%~7.0%
(過去案件実績)
2.5%
(手数料引き後)
3.0%
投資額2万円~5万円~2000万円1万円~
(ローンによっては最低投資額がもっと大きいものもある)
手数料(貸し手側)なし貸し手から毎月貸出残高に応じた手数料を徴収(年利1.5%相当額)貸付金残高の2.5%(年利)
投資してから実際に融資が実行されるまでの期間最大1カ月最大1カ月原則2週間
(借り手の希望金額総額が貸し手の投資金額よりも少ない場合はさらにかかる)
その他個別の案件に投資。
常に案件が募集されているとは限らない。
複数の案件にファンドの形式で投資。複数の案件にファンドの形式で投資。
実績
(不動産担保ローンのみの実績)
年間ローン成立件数
(2013年)
40件未公開31件
年間ローン成立金額
(2013年)
12億円1.2憶円9億円
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(件数ベース)0%0%0%
   
貸し倒れ率(サービス開始以来累計)(金額ベース)0%0%0%
   
 サービス開始時期2011年5月2012年8月2012年9月
(※1)バルーン返済とは、実際の返済期間(例えば36ヶ月)よりも長期の期間(例えば120ヶ月)を返済期間として想定し、かかる想定返済期間における元利均等払いの返済額を毎月返済するとともに、実際の返済期間の最終弁済回時点で残存する元金等を一括して支払う返済方法です。最終弁済回に残元金等を一括して返済するため、支払金額が最後に膨らむ形がバルーン(風船)に似ていることからバルーン返済と呼ばれます。バルーン返済によって、投資家は、安定的な分配金を受け取ることができ、借り手は、毎月の返済額を抑えることができるというメリットがございます。但し、最終弁済回に受け取る残元金の金額が大きくなりますのでご注意ください。(AQUSHサイト説明より)


次回から詳細にみていきたいと思います。






  1. 2014/01/11(土) 05:00:00|
  2. サービス会社比較
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日経新聞記事紹介 クラウドファンディング「みんなの共感」資金源に

2013年12月24日の日経新聞にクラウドファンディングに関する記事が掲載されていましたので紹介します。

クラウドファンディング「みんなの共感」資金源に

<以下引用>
インターネットで個人から小口資金を募る「クラウドファンディング」の利用が広がっている。
幅広く情報を提供できるネットの利点を生かし、ブログや動画配信などで物作りやサービスにかける思いを伝えて共感を集める。投資家の興味を引くことができれば、金融機関には融資が難しいプロジェクトにも資金が集まるのが魅力だ。
出資者がプロジェクトの顧客になる事例もあり、資金調達以外の利点も多い。
<引用終わり>


以下、記事の中で気になった部分をピックアップします。

■クラウドファンディングについて、「2013年の世界の市場規模は前年比1.8倍の5000億円程度で、日本は100億円前後」との説明がありました。
「100億円」がどのような集計がわかりませんが、本当だとしたら、2013年にmaneoは60億円以上の資金を集めているので、クラウドファンディングにおけるmaneoのシェアは60%以上ということになります。
ダントツでトップですね。

■クラウドファンディングについて以下のように分類されていました。
 ・寄付型: ジャスト・ギビング・ジャパンなど
 ・購入型: ゼンモノ・キャンプファイヤー・レディーフォー・カウントダウンなど
 ・貸付型: クラウドバンク・マネオ・アクシュなど
 ・投資型: セキュリテなど

ソーシャルレンディングは上記の分類で言うと「貸付型」にあたります。
「貸付型」にはサービス開始間もないクラウドバンクも名前を連ねています。
証券会社の参入とあってやはりメディアの注目度は高いようです。

■ボーンレックスという会社が立ち上げた「ガジェットバンク」が紹介されていました。
デジタル機器やゲームに特化したクラウドファンディングとのことで、投資型への参入をうかがっているそうです。

ガジェットバンク

「ガジェットバンク」のサイトを見たところ、今のところは購入型のサービスを手掛けています。
「寝たままタブレットやスマホを操作できるクッション」など、なかなかおもしろそうな商品が並んでいました。
投資型のサービスを開始したら是非投資を検討したいと思います。

■金融庁の金融審議会は投資型の規制緩和を盛り込んだ報告書をまとめたとのこと。
貸付型のソーシャルレンディングに対する規制も緩和してもらえればと思いますが、そうした予定はないのでしょうか。

購入型のクラウドファンディングサイトは次々と登場するのに対して、貸付型は今のところ4社しか存在しません。
サービス開始の認可を得るのが非常に大変だというのがやはり1つの障壁となっています。
あまり怪しげな業者が参入しても困りますが、もう少しサービス会社が増えればソーシャルレンディングの知名度も向上し、また競争原理により投資条件が向上し、投資家にとってのメリットもでてくるのではないでしょうか。






  1. 2014/01/08(水) 05:00:00|
  2. ソーシャルレンディング
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クラウドバンク 第1弾・第2弾案件で1億円以上を集める

日本クラウド証券のソーシャルレンディングサービス「クラウドバンク」が12月にサービス開始し、すでに2つの案件を募集しました。

(以前の記事)
日本クラウド証券「クラウドバンク」サービス開始・第1弾案件は新興国マイクロファイナンス

募集された案件は以下の通りです。

<第1弾 新興国マイクロファイナンスファンド>
・募集金額:5000万円
・金利(想定):5.0%
・貸出期間:6か月

<第2弾 中小企業支援型ローンファンド>
・募集金額:5,300万円
・金利(想定):5.0%
・貸出期間:7か月

すでに2つとも募集金額満額で成立しています。
サービス開始から1カ月足らずで1億円以上の資金を集めたことになります。
順調な滑り出しと言えるでしょう。
開始直後から5000万円以上もの資金を集められるのか心配していましたが、余計な心配だったようです。

第1弾の方には、6400万円以上の資金が集まっています。
募集金額5000万円を上回っていますが、こういう場合はどうなるのでしょうか。

また、第2弾はわずか投資した人の人数がわずか4人です。
4人で5000万円以上の資金を投資しているので、1人平均1000万円以上の資金を投じていることになります。
開始直後のサービスにそこまで大規模な資金を投じる人がいるというのはすごいですね。
やはり証券会社の信用力は大きいのでしょうか。

第3弾は「不動産担保型ローンファンド」(年利5.0%)のようです。
募集時期についてはまだわかりません。

ちなみに自分は口座開設はしたのですが、気づいたらすでに募集が終わっており、投資できませんでした。
第3弾には是非投資したいと思います。
  1. 2014/01/04(土) 05:00:00|
  2. 日本クラウド証券
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SBIソーシャルレンディング運用状況(2013年12月)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2013年12月のSBIソーシャルレンディング運用状況です。

<今月の動き>
 12月15日に今月の元本と利息の支払いがありました。
 純利益(手数料・税引き後)は9円と異様に低い水準です。

 今後利回りの良い新商品が出てこない限り、新規貸し出しは行わず、このまま完済を待つつもりです。
 
 なお、返済遅延が発生しているファンド「SBISLフリーローンファンド3年2011年7月第4号」「SBISLフリーローンファンド3年2011年7月第1号 」についてはその後進展はありません。

過去の実績は以下の通りです。
SBIソーシャルレンディング運用実績サマリ(2011年)
 2011/12011/22011/32011/42011/52011/62011/72011/82011/92011/102011/112011/12(集計) 
貸出元本    500,000480,247481,005461,691442,286422,594402,866383,173446,733←貸出元本平均(A)
純利益(手数料・税引後)    09522,1799,7342,2602,0631,7691,80220,759←純利益累計(B)
純利益率(年利換算)(純利益/前月度の貸出元本×12)    0.0%2.3%5.4%24.3%5.9%5.6%5.0%5.4%8.0%←純利益率(年間)(B/Aを年間換算)
(各月末時点での数値)
SBIソーシャルレンディング運用実績サマリ(2012年)
 2012/12012/22012/32012/42012/52012/62012/72012/82012/92012/102012/112012/12(集計) 
貸出元本363,105343,058322,874302,409282,508262,418242,153221,752701,224442,465385,981308,369348,193←貸出元本平均(A)
純利益(手数料・税引後)1,5211,5591,4631,2661,2421,1149999078577681,02110,87923,596←純利益累計(B)
純利益率(年利換算)(純利益/前月度の貸出元本×12)4.8%5.2%5.1%4.7%4.9%4.7%4.6%4.5%4.6%1.3%2.8%33.8%6.8%←純利益率(年間)(B/Aを年間換算)
(各月末時点での数値)
SBIソーシャルレンディング運用実績サマリ(2013年)
 2013/12013/22013/32013/42013/52013/62013/72013/82013/92013/102013/112013/12(集計) 
貸出元本283,157244,092213,951173,178151,587150,040149,75989,95575,80429,27228,98228,693134,873←貸出元本平均(A)
純利益(手数料・税引後)746649514366316175180216114138893,431←純利益累計(B)
純利益率(年利換算)(純利益/前月度の貸出元本×12)2.9%2.8%2.5%2.1%2.2%1.4%1.4%1.7%1.5%2.2%0.3%0.4%2.8%←純利益率(年間)(B/Aを年間換算)


今月の口座状況の画面イメージです。 
SBI口座情報20131223


<解説>
・投資家用口座残高
 入出金を行うための口座です。入金した金額は最初にこの口座に計上されます。

・配当用口座残高
  返済された元本・利息が計上されます。
  また、投資家用口座から「貸付用口座へ資金移動」を行った時には、一時的に加算されます。
  
・運用中元本残高
 現在貸し出している金額です。
 毎月少しずつ返済されるので、何もしないと毎月減っていきます。
 返済された元本と金利は「配当用口座残高」に入金されます。


 3つの口座の関係を図にするとこんな感じになります。
SBI口座の関係


  1. 2014/01/01(水) 05:00:00|
  2. 運用状況
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当サイトについて

当サイトでは、「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」の2015年7月までの記事を掲載しています。 最新の記事は、下記のリンクよりご参照ください。
「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」(新)
2015年8月にブログのテンプレートを変更した際、過去記事の一部の表などが表示されなくなってしまったため、過去記事を当サイトに移動しました。

プロフィール

kennygorou931old

Author:kennygorou931old
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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